これまでのunitroの進捗

IMGP8330
ミニマルな環境シミュレータunitro
進捗微妙です.

これまでのロードマップ

unitro(最初期)

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とりあえず手を動かしてボクセルで地形を表示するものを作った.Scala+Processingで書いていた.質量保存則を充たした養分の拡散等を実装.シミュレーション空間のマトリクスについての計算のルールが3次元だと記述が面倒で,この段階でのテストベッドとして微妙だった.

unitro2D

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マトリクスのルールの試行錯誤のため簡単な2次元バージョンを作った.これもScala+Processingでコーディング.マウスによる地形のエディット機能付き.植物としてHordeum(大麦)も実装した.少しだけ成長する.このバージョンは種の実装を試みる辺りで,マトリクスにおけるアイテムの扱いとマトリクス自体のデータ構造で迷って一旦凍結.

現状

マトリクスの最適なデータ構造を考えるために,リリースするバージョンを想定してC++とopenFrameworksで試行錯誤中.計算速度とメモリ使用量,拡張性を上手くバランスさせたい.こうやって真面目に電卓叩いてメモリ使用量を計算するのは初めての体験なので新鮮だけど,情報系の人間じゃないので辛い.方向としては,マトリクスを構成するセルの中身,連想配列使って最低限必要な変数を扱うことで,マトリクス全体の情報量を抑えつつセルのパラメータの追加を容易にして拡張性を持たせていきたい.まあどうしても,マトリクスの計算を行うサーバサイドは広大なメモリ空間が要求される気がする.データ構造が決定したらまたunitro2Dの方でシミュレーションのルールを決めていこうと思う.